Dir is like a little tool in VBA that checks if a file or folder exists, and it can also go through a folder step by step to tell you what’s inside.
Dir
は、「パソコンの中にあるファイルやフォルダの名前を調べるための道具」です。
Excel VBA では、この Dir
を使うと「この名前のファイルはある?」とか「このフォルダに入っているものを順番に教えて」といったことができます。
たとえば、
Dir("C:\test\sample.xlsx")
と書くと、そのファイルがあれば名前を返し、なければ空っぽを返します。Dir("C:\test\*.*")
と書くと、最初のファイルの名前が返ってきて、Dir()
をもう一度呼ぶと次のファイル名が返ってくる……という具合に、フォルダの中を順番に調べることができます。つまり、Dir
は 「ファイルの有無チェック」と「フォルダの中身を順番にリストアップする」の二つが得意です。
「フォルダをのぞいて、中にあるものを一つずつ見せてくれる便利な関数」と考えるとわかりやすいですよ。