なぜ花には色があるの?
まず答え
花の色は、花を訪れる動物に見つけてもらう手がかりになることがあります。花色素は受粉に関係する信号になる一方、植物の組織を強い光から守る働きにも関わります。
しくみ
花びらの色には、アントシアニンやカロテノイドなど複数の色素が関わります。色の見え方は、色素の種類や量、組み合わせ、光の条件などで変わります。
一部の花では、人には見えない紫外線の反射・吸収の模様が、ハチなどの受粉者に花の中心や蜜の場所を見つける手がかりになります。ただし、紫外線模様はすべての花にあるわけではなく、受粉者の種類によって見え方や役割も異なります。
身近な例
花は開花の途中や受粉後に色が変わることがあります。これは色素の合成や分解などによって起こりますが、すべての花に共通する変化ではありません。