芸術・デザイン

なぜ紙は折ると丈夫になるの?

まず答え

紙を折ると平らな紙に立体的な形ができ、曲げる力に抵抗しやすくなるからです。紙の材料そのものが急に強くなるのではなく、形が変わってたわみにくくなります。

しくみ

平らな紙は厚みがほとんどないため、上から押されると簡単に曲がったり、折れたりします。紙を山折りや谷折りにすると、力を受ける部分が平面から離れた位置に広がり、紙全体の形が崩れにくくなります。

段ボールの波形や、紙を筒にした形も同じ考え方を使っています。折り目どうしが支え合い、力を一か所に集中させずに分散するため、軽い材料でも大きな重さに耐えやすくなります。

ここがポイント

どんな折り方でも、どの方向の力にも強くなるわけではありません。折り目の向き、紙の厚さ、力のかかる方向によって丈夫さは変わります。折り紙や包装、建物の材料にも、形を変えて強さを得る工夫が使われています。

参考資料