CSS

Adds padding on the starting side of the text flow, so the space appears on the correct side whether the language reads left-to-right or right-to-left.

padding-inline-start

文章が始まる側にだけ余白をつけてくれるプロパティで、文字の流れが左→右でも右→左でも自動でちょうどいい場所にパディングが入るようにしてくれるもの。

padding-inline-start とは?

まずざっくり言うと、「文字が並ぶ向きに合わせて、スタート側の余白を作るためのプロパティ」です。

もう少し砕いて言うと、文章って「左から右」だったり「右から左」だったり、言語によって向きが違いますよね。

padding-inline-start は、その “文章の流れのスタート側” にスペース(パディング)をつけるための CSS です。

なので、普通の padding-left と似ていますが、「言語の向きに合わせて自動で切り替わる」という点が一番のメリットです。

サンプルコード

こう書けばOKです。

CSS

.box {
    padding-inline-start: 20px;
}

HTML

<div class="box">
    このボックスは、文章のスタート側に 20px の余白がつきます。
</div>

どんなときに使う?

言語ごとに CSS を書き分ける必要がなくなるので、とても便利です。

注意点