HTML

An attribute that informs assistive technologies when a form input is invalid.

aria-invalid 属性

aria-invalid属性の概要

aria-invalid 属性は、フォームなどの入力が無効(エラー)であることを支援技術(スクリーンリーダーなど)に伝えるためのアクセシビリティ属性です。これは HTML の aria-* 属性群の一つで、WAI-ARIA(Web Accessibility Initiative - Accessible Rich Internet Applications)仕様に基づいて設計されています。

この属性は、入力欄がただ「空白である」といったエラーに限らず、独自のバリデーションに基づいてエラーと判定された場合にも使うことができます。

主な用途

属性値のバリエーションと意味

aria-invalid="true"
その要素が無効である(エラーがある)ことを明示。
aria-invalid="false"
その要素が有効(エラーなし)であることを示す(デフォルト値)。
aria-invalid="grammar"
文法エラーを意味する(例:文中のスペルミスなど)。
aria-invalid="spelling"
スペルエラーを意味する。

aria-invalid="true" 以外の値は、主に文書エディタや入力支援ツール向け。

実用例(フォームバリデーション)

HTML

<input type="email" aria-invalid="true">

この例では、メールアドレスの形式が正しくない等の理由で、その入力欄が「無効」と判断され、スクリーンリーダーが「このフィールドにエラーがあります」と通知するようになります。

aria-invalidの重要性

よくある誤解