HTML

The aria-level attribute tells assistive technologies, with a number from 1 to 6, which heading level (h1h6) a role="heading" element represents.

aria-level 属性

aria-level は、見出しロール(role="heading")を付けた要素に対して「この見出しが h1h6 のどのレベルに相当するか」 を数値で示す ARIA 属性です。

スクリーンリーダーなどの支援技術が、文書構造を正しく把握できるようにするために使います。

使いどころ

本来の <h1><h6> タグ以外の要素(例:<div><span>)を見出しとして使いたいとき。

その要素に role="heading" と一緒に付ける。

値の範囲

16 の整数。

1 が最上位見出し(h1)、6 が最下位見出し(h6)に対応。

HTML

<div role="heading" aria-level="2">製品一覧</div>

上記は「<h2> 相当の見出し」だと支援技術に伝えます。

なぜ大切?

正しい見出し階層は、キーボードやスクリーンリーダーでの「見出しジャンプ」を快適にし、目次の自動生成や SEO の面でも役立ちます。

見た目だけ CSS で大きくするより、aria-level で論理構造を示す方がアクセシビリティ向上に繋がります。

まとめ

aria-level は「見出しロールの階層」を数字で教えて、支援技術に文書構造を伝える属性です。