HyperText Markup Language hgroup element.
【注意】hgroup 要素は、HTML5 の仕様から削除されるようです。
hgroup 要素はセクションの見出しと、それに付随する小見出しや副題やキャッチフレーズなど、見出しが複数の階層にある場合、<h1>-<h6>などの見出しセットをグループ化してまとめるために使用します。
hgroup 要素はセクションの見出しですから、文書を要約したり概要を把握する目的ために、一定のルールに従って見出しのテキスト内容とランクが決められます。見出しのテキスト内容は、<hgroup>~</hgroup> の下にある <h1>-<h6> の中で最もランクの高い要素のテキスト内容となります。それ以外は小見出しや副題を表すことになります。また、hgroup 要素の見出しランクは、<hgroup>~</hgroup> の下にある <h1>-<h6> の中で最もランクの高い要素と同じランクとなります。
以下の例では、<hgroup>~</hgroup> の下にある <h1> の内容がセクションの見出しとなり、見出しランクは <h1> と同等となります。文書が要約される際には、<h2> の内容が副題として隠されるのがポイントです。
それぞれは、見出しレベルが異なる h1~h6 要素だけでマークアップしなければいけません。hgroup 要素の中に、h1~h6 要素以外の要素を入れる事はできませんので、注意してください。
これで、h2 要素は、セマンティクス上は小見出しを表すことになります。
hgroup 要素は複数のレベルの異なる見出し要素を入れますが、それぞれでセクションが形成されるわけではない点が特徴です。hgroup 要素に含まれている見出し要素のうち、レベルが一番高いものが、アウトライン上での見出しとして採用され、それ以外の見出し要素は、アウトラインからは除外されます。上の例では、h1 要素のみがアウトラインの見出しとして採用され、h2 要素はアウトラインに現れません。
次のように、hgroup 要素を使わずにマークアップすると、全く異なるアウトラインを形成する事になりますので、注意してください。
このアウトラインは、次のようになります。
p 要素以降のコンテンツは、h2 要素でマークアップされた「長良川の 1300年の伝統」という見出しが付いたコンテンツになってしまいます。つまり、次のようにマークアップしたのと同じになってしまいます。
hgroup 要素は、HTML5 から新たに追加された要素です。
カテゴリー |
フロー・コンテンツ ヘッディング・コンテンツ |
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コンテンツ・モデル | 1個以上の h1~h6 要素 |
利用可能な場所 | フロー・コンテンツが期待される場所 |
開始タグ | 必須 |
終了タグ | 必須 |
要素固有のコンテンツ属性 | なし |
標準的なスタイル |
hgroup { |