input要素の autocomplete属性を指定すると、ユーザーに対して入力候補を提示して、内容を自動補完することができます。例えば、検索キーワード候補の提示のようなインターフェースを実現できます。
入力候補として表示されるデータのリストを指定するには、HTML5から追加される予定の datalist要素を使用します。datalist要素は、フォームの入力欄などで入力候補となるデータリストを定義します。各データのリスト項目は、option要素で定義します。datalist要素をサポートしたブラウザでは、option要素で指定された値がユーザーに対して入力候補として提案表示されます。
input要素の list属性の値と datalist要素の id属性の値を同じにして、入力欄とデータリストを関連付けます。
<form action="xxx.php" method="post">
<fieldset>
エリア:
<input type="text" name="yourarea" autocomplete="on" list="tokyo">
<datalist id="tokyo">
<option value="渋谷">
<option value="新宿">
<option value="池袋">
</datalist><br>
<input type="submit" value="送信">
</fieldset>
</form>