JavaScript

A simple way to make a new object that inherits from another one, like making a copy with the same basic features.

create()

あるオブジェクトをひな形として受け継ぎ、新しいオブジェクトを作るための仕組みで、似た性質を持つものを簡単にそろえられる。

create() とは？

JavaScript の create() は、「元になるものをヒナ型（ひな形）にして、新しいオブジェクトを作るための仕組み」です。

「まったく空っぽではなく、あるオブジェクトの性質を受け継いだ新しいオブジェクトを作る」ときに使います。

たとえば「基本セットをコピーして、そこにちょっとだけ自分用に設定を足したい」みたいな場面で便利です。

どんな時に使う？

サンプルコード

JavaScript

const base = {
    hello() {
        console.log("こんにちは！");
    }
};

const user = Object.create(base);
user.hello(); // 「こんにちは！」と表示

ちょっと応用例

JavaScript

const baseUser = {
    role: "guest",
    getInfo() {
        console.log("権限：" + this.role);
    }
};

const admin = Object.create(baseUser);
admin.role = "admin"; // 上書きできる
admin.getInfo(); // 「権限：admin」と表示

元の機能をそのまま使いつつ、自分用に情報を足したり、変更できるのがポイントです。