JavaScript
decodeURIComponent is a JavaScript function that converts special characters in a web address back to their original characters, such as Japanese or spaces.
decodeURIComponent [function]
JavaScriptの decodeURIComponent関数は、ウェブ上でデータを送受信する際に、特定の文字が正しく扱われるように、それらを「エスケープ」(特別な形式に変換すること)から元に戻すために使用されます。インターネット上では、アドレスに使用できる文字に制限があるため、日本語や空白、特殊文字などはこの「エスケープ」処理を経て、特定の文字列に置き換えられて送信されます。decodeURIComponentは、この処理を逆に行い、エスケープされた文字列を元の文字列に戻す役割を持っています。
例えば、ウェブページの URLに「こんにちは」という文字を含めたい場合、直接 URLに入れることはできません。これを送信可能な形に変換すると「%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%A1%E3%81%AF」というような形になります。受信側でこのエスケープされた文字列を「こんにちは」という元の文字列に戻すために decodeURIComponentを使用します。
エスケープされた文字列を decodeURIComponentを用いてデコード(元に戻す)する例を示します。
JavaScript
// エスケープされた文字列
var escapedStr = "%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%A1%E3%81%AF";
// デコードして元の文字列に戻す
var originalStr = decodeURIComponent(escapedStr);
// 結果を表示
console.log(originalStr); // 出力: こんにちは
この機能は、ウェブアプリケーションでユーザーが入力したテキストを安全に送受信する場合や、URLに特殊文字を含める必要がある場合など、多岐にわたって利用されます。正しく使用することで、ウェブ上のデータのやり取りをスムーズかつ安全に行うことが可能になります。