JavaScript

Math.random() 「乱数を扱う」

 JavaScript で乱数を発生させる方法、またその乱数を扱う方法についてみていきます。乱数はゲーム等を作る時に必要となる場合がよくあります。

randomNumber = Math.random()

 0 以上 1 未満の範囲で擬似乱数を返します。Java と同様に、現在時刻をシードとして乱数を生成します。

 Math は、コンストラクタではないので、常に Math.random() として、random を実行するようにしてください。決して Math のインスタンスを生成しないでください。これは、Java のようなクラスベースの OO 言語から類推して“静的”なメソッドと呼ばれます。

 JavaScript における数値は、IEEE 754 浮動小数点での概数の振る舞いをすることに注意してください。これらの範囲は、Math.random() それ自信は例外で、厳密ではなく、非常に稀なケース( 262 における 1 のオーダー上)において、通常を超える上限を計算することが可能である範囲に依存します。

0 以上 1 未満の乱数を返す関数
function getRandom() {
  return Math.random();
}
min から max までの乱数を返す関数
function getRandomArbitary(min, max) {
  return Math.random() * (max - min) + min;
}