JavaScript
Regular expressions are a powerful tool used to search, replace, and extract strings based on specific patterns.
Regular Expressions(正規表現)
JavaScriptの正規表現(RegExp)は、文字列のパターンをマッチさせるための強力なツールです。主に文字列の検索や置換、検証などに使用されます。
正規表現の基本的な使い方
- 作成方法
- 正規表現は以下の2つの方法で作成できます。
-
- リテラル表現
- /pattern/flags
- コンストラクタ表現
- new RegExp('pattern', 'flags')
-
JavaScript
let regex = /abc/; // リテラル表現 let regex2 = new RegExp('abc'); // コンストラクタ表現
- 基本的なメタ文字
-
- .
- 任意の1文字
- ^
- 文字列の先頭
- $
- 文字列の末尾
- *
- 直前の文字が0回以上
- +
- 直前の文字が1回以上
- ?
- 直前の文字が0回か1回
- \d
- 任意の数字
- \w
- 任意の英数字またはアンダースコア
- \s
- 任意の空白文字(スペース、タブなど)
- 例: /\d+/ は1つ以上の数字にマッチします。
- フラグ
-
- g
- 全体を検索(複数回マッチ)
- i
- 大文字小文字を無視
- m
- 複数行モード
- 例: /abc/i は大文字小文字を区別せずに "abc" にマッチします。
- メソッド
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- test()
- 正規表現が文字列にマッチするかを判定し、true または false を返す。
- exec()
- マッチした結果を配列で返す(複数回のマッチは1つずつ取得)。
- match()
- 文字列にマッチする部分を全て取得する。
- replace()
- マッチした部分を別の文字列で置換する。
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JavaScript
let str = "123abc456"; let regex = /\d+/g; console.log(str.match(regex)); // ["123", "456"]
正規表現は、パターンによって文字列を柔軟に処理することができるため、フォームの入力検証やデータのフォーマット変換など多くの場面で活用されています。