なぜ湯気は白く見えるの?
まず答え
水蒸気そのものは、目には見えない気体です。湯気が白く見えるのは、熱い水蒸気が冷えて、空気中に小さな水滴ができるからです。
しくみ
やかんや湯気の出る飲み物の近くでは、まず水が水蒸気になります。水蒸気が周りの空気で冷やされると、一部が液体の小さな水滴へ戻ります。この変化を凝結といいます。
小さな水滴は、いろいろな色の光を同じように散らします。たくさんの水滴から来た光が目に届くため、湯気は白い雲のように見えます。熱源のすぐ近くに見えない部分があるのは、その場所ではまだ水蒸気が気体のままだからです。
ここがポイント
白く見える湯気は煙ではありません。ただし、燃料を燃やした場所から出るものには、別の粒子や気体が混ざることがあります。また、空気が暖かく乾いていると水滴ができにくく、湯気が見えにくくなることもあります。