HTML

<param> is a legacy tag for passing settings to old browser plugins and is now deprecated. In modern pages, use purpose-specific elements like <video> or <iframe> instead.

param 要素

このタグは非推奨(Deprecated)です。

<param> は歴史的なタグ(いまは使わない)

<param> は、昔のブラウザ用プラグイン(例:Flash)に「初期設定」を渡すためのタグです。

プラグイン時代の終わりとともに、現在のWeb制作では基本的に使いません(非推奨)。

既存の古いページを読むときに見かけることはありますが、新しく書くときは他の要素に置き換えましょう。

なぜ非推奨なの?

<param> は過去の仕組み向け、現代では別の要素を使う

最短メモ(3ステップ)

  1. 「なにを見せたいのか?」を先に決める(動画・音声・外部ページなど)
  2. その目的に合った専用のHTML要素を選ぶ
  3. 必要ならフォールバック(代替テキスト・リンク)を用意する

置き換えのミニ例(現代的な書き方)

動画の例:<video>

HTML

<video src="movie.mp4" controls preload="metadata">
    お使いの環境では動画が再生できません。
</video>

外部ページの埋め込み:<iframe>

HTML

<iframe
    src="https://example.com"
    title="外部ページのプレビュー"
    loading="lazy"
    referrerpolicy="no-referrer">
</iframe>

ポイント

(参考)歴史的な最小サンプル — 新規では使いません

学習のために「昔はこう書いていた」を最小限で記録します。そのまま使うことは推奨しません。

HTML

<object data="legacy-content.swf" type="application/x-shockwave-flash">
    <param name="autoplay" value="true">
    <p>プラグインに対応していない場合のフォールバック表示</p>
</object>

よくある誤解・つまずき

<param> を外に置いても効く?」
効きません。<object> の中でのみ意味があります
「今でも <param> で設定を渡すべき?」
いいえ。現代は目的別の要素で対応します
<embed> に置き換えれば今風?」
汎用すぎて学習コストが高く、初心者向けではありません。まずは <video> / <audio> / <iframe> などの専用要素を優先しましょう