JavaScript
JavaScript primitives are basic data types such as numbers, strings, booleans, undefined, null, and symbols, representing simple values that are not objects or methods.
プリミティブ [primitive]
JavaScriptのプリミティブ(プリミティブ型またはプリミティブ値とも呼ばれます)は、最も基本的なデータ型で、オブジェクトやメソッドではなく、シンプルな値を表します。
JavaScriptには以下のプリミティブ型があります。
- 数値(Number)
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- 浮動小数点数で、整数も浮動小数点として扱います。
- 特殊な数値も含まれており、NaN(数値ではない)、Infinity(無限大)、-Infinity(負の無限大)があります。
- 文字列(String)
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- テキストデータを表すために使用され、シングルクォート(')、ダブルクォート(")、バックティック(`)で囲まれます。
- バックティックで囲まれた文字列はテンプレートリテラルと呼ばれ、変数や式を埋め込むことができます。
- ブーリアン(Boolean)
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- true(真)または false(偽)の2つの値のみを持ち、条件式や制御フローでよく使用されます。
- undefined
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- 変数に値が割り当てられていない状態を表します。
- 変数が宣言されているが、値が設定されていない場合に自動的に割り当てられます。
- null
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- 「何もない」または「空」を意味する値で、オブジェクトの参照が存在しないことを示すために使用されます。
- プログラマーが意図的に設定する必要があります。
- シンボル(Symbol)
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- ES2015(ECMAScript 6)で導入された新しいプリミティブ型です。
- 各シンボル値は一意であり、オブジェクトのプロパティキーとして使用することで、プロパティが隠蔽されるのを防ぎます。
プリミティブはオブジェクトとは異なり、不変です。つまり、プリミティブ値自体を変更することはできません。たとえば、文字列を変更しようとすると、新しい文字列が作成され、元の文字列は変更されません。この特性のおかげで、プリミティブはデータの安全な操作を保証する上で役立ちます。また、プリミティブはリテラル形式で直接表現されることが多いです。