セルに入力してある文字列を取得してメッセージボックスに表示させるプログラムを作ってみます。「セルに文字列を設定するプログラム」で作成した Excelの文字列を取得しますので、下記のコードを追加してみます。
Sub セルの値を読む()
' B2 の値を読む
Value = Range("B2").Value
' 読んだ値をメッセージボックスに表示
MsgBox Value
End Sub
カーソルキーを Sub...End Sub
の間に移動して、「F5」キーを押します。
セルの値を読み取ってメッセージボックスに「かきくけこ」と表示されれば成功です。
プログラムを確認してみます。ここで学べる点は2つです。1つは、MsgBoxです。これはメッセージボックスを表示します。MsgBoxはユーザーに情報を伝える以外に、プログラムの途中経過を確認する際にも使えるので重宝します。
MsgBox "メッセージ"
もう1つ学べるのがワークシートの任意のセルの値を取り出す方法です。これは、セルに値を設定する時と同じように記述できます。
Value = Sheet1.Range("セル名").Value
Sub
」で始まり「End Sub
」で終わります。