科学

なぜ消しゴムは鉛筆の字を消せるの?

まず答え

鉛筆の黒鉛は紙の表面に付着しています。消しゴムでこすると、黒鉛が紙よりも消しゴムに付きやすくなり、紙から取り除かれるためです。

しくみ

鉛筆の芯に含まれる黒鉛は、炭素の薄い層が重なった物質です。書くと、その小さな粒が紙の表面や紙の繊維のすき間に残ります。

消しゴムを動かすと、摩擦によって黒鉛が持ち上げられ、柔らかいゴムや樹脂に取り込まれます。消しゴムのかすは、黒鉛を含んだ消しゴムの一部です。

ここがポイント

インクは紙の繊維の中へ染み込みやすいため、鉛筆の字ほど簡単には消せません。強くこすりすぎると、黒鉛だけでなく紙の表面も傷めることがあります。

参考資料