なぜシャープペンシルはノックすると芯が出るの?
まず答え
多くのノック式では、ボタンを押すと中の「チャック」が芯をゆるめ、離すと芯をつかみ直します。バネが部品を戻す動きと組み合わさり、ノックを繰り返すたびに芯が少しずつ前へ出ます。
チャックは芯をつかむ部品
チャックは、芯をはさんで支える部品です。一般的なノック式では、先が細く分かれたチャックが、周りのリングと一緒に動いて開いたり閉じたりします。チャックが閉じると芯を固定し、開くと芯が前へ動けるようになります。
ノックで芯が出るまで
- 新しい芯を入れた直後は、ペン先を下に向けると、芯が重力でチャックの後ろまで進みます。
- ボタンを押すとチャックが開き、芯がペン先近くの「芯戻り止め」まで進みます。芯戻り止めは、チャックが開いたときに芯が落ちないよう支える部品です。
- ボタンを離すと、バネが部品を戻すのを助け、チャックが芯をつかみます。
- もう一度押すと、今度はチャックと芯が一緒に少し前へ進みます。離すとチャックが戻って芯をつかみ直します。この動きを繰り返すと、芯が少しずつ先へ出ます。
ノックボタンが芯を直接押しているの?
ボタンは、芯だけを直接押し出しているわけではありません。ボタンでチャックを動かし、バネで元の位置へ戻す動きを利用しています。チャックが芯をつかんだり、ゆるめたりすることで、芯を少しずつ送り出せます。
どのシャープペンシルも同じ仕組み?
ここでは一般的なノック式を説明しました。振る動きで芯を出すタイプなど、別の仕組みを使うシャープペンシルもあります。部品の形や動きは製品によって異なります。
ここがポイント
ノック式シャープペンシルでは、チャックが芯をつかむ・ゆるめる動きと、バネが部品を戻す動きが組み合わさっています。その小さな動きを繰り返すことで、芯が少しずつ出てきます。