JavaScript
Parse in JavaScript refers to the process of converting data in string format into an object format that is easier for JavaScript to manipulate.
パース [parse]
「パース(parse)」とは、プログラミングにおいて、ある形式のデータを取り込み、プログラムが理解しやすい形に変換する処理のことを指します。特に JavaScriptでは、Web上のデータを操作する際によく使われる技術です。例として、JSON(JavaScript Object Notation)という形式で記述されたデータを JavaScriptのオブジェクトに変換することが挙げられます。
JSONとは
JSONはデータを表現するフォーマットの一つで、その構造は JavaScriptのオブジェクトに似ていますが、文字列として表現されます。この文字列形式のデータを JavaScriptが扱いやすいオブジェクト形式に変換することが「JSONのパース」と呼ばれます。
セキュリティの考慮
JSONデータをパースする際には、信頼できないソースからのデータを扱う場合、セキュリティ上のリスクが伴います。特に eval()関数を使って JSONをパースする方法は、潜在的なセキュリティリスクがあるため、JSON.parse()メソッドを使うのが安全です。
Sample
JSON形式のデータを JavaScriptのオブジェクトにパースする例を示します。このコードは、Webページ上でボタンをクリックすると、JSONデータがオブジェクトに変換され、その内容が画面上に表示されるものです。
HTML
<script>
<!-- JavaScript code here -->
</script>
<button onclick="parseJSON()">JSONデータをパースする</button>
<div id="result"></div>
JavaScript
function parseJSON() {
// JSON形式の文字列
var jsonString = '{"name": "太郎", "age": 10, "hobbies": ["サッカー", "読書"]}';
// JSON文字列をオブジェクトに変換
var obj = JSON.parse(jsonString);
// 結果を画面に表示
document.getElementById("result").innerHTML =
"名前: " + obj.name + "<br>" +
"年齢: " + obj.age + "歳<br>" +
"趣味: " + obj.hobbies.join(", ");
}