なぜアルミホイルは片面だけピカピカなの?
まず答え
とても薄いホイルを作るとき、製造工程の最後では2枚を重ねてローラーで延ばすことがあります。ローラーに触れる外側はなめらかになって光沢が出ます。重なった内側はホイル同士が触れるため、つや消しに見えます。
見た目は違っても、一般的なアルミホイルに「こちらが表」という決まりはありません。ふつうの調理や食品の包装なら、どちらの面を内側にしても使えます。
どうやって2枚を一緒に延ばすの?
アルミのかたまりをローラーに通すと、少しずつ薄い板になります。その板をさらに薄くするために、ローラーの間を何度も通します。家庭用のアルミホイルのように非常に薄くする段階では、2本のホイルを重ねて一緒に延ばす方法があります。薄いホイルが高速で動くときに切れにくくする工夫の一つです。
このとき、2本の外側はローラーの表面に押し当てられます。ローラーは金属板を薄くするための硬くなめらかな道具です。外側の面はローラーに触れてなめらかになり、光沢が出ます。一方、内側の面はもう一枚のホイルと接しながら延ばされるため、光沢面とは違う仕上がりになります。2本を最後に分けると、それぞれに光沢面とつや消し面ができます。
料理ではどちらの面を使うの?
普通のアルミホイルなら、光沢面でもつや消し面でも、好きな向きで使えます。見た目の差は主に作り方で生まれるもので、家庭で包んだり、一般的な料理に使ったりするときに向きを選ぶ必要はありません。
ただし、片面に「ノンスティック」「くっつきにくい面」などと表示された製品は別です。表面に特別な加工がされているので、食品に触れる面を包装や説明書で確かめてください。つや消し面がノンスティック面の製品もありますが、見た目だけで決めず、製品の表示に従いましょう。
よくある勘違い
「ピカピカの面を食品に向けると、必ず熱がよく反射する」という決まりがあるわけではありません。普通のホイルでは、光沢の違いは製造中に生まれた見た目の違いです。特別な加工があるホイルだけは、指定された面を使います。