HyperText Markup Language b element.
b要素は、印刷慣例ではよく太字で表現されるような部分で、他の文章と区別したいようなテキストの範囲に使います。ただし、この要素の利用は、強調や重要性を表さない場合に限られます。
b要素のマークアップ例
<p>当社が長年かけて研究し改良を重ねた自信作が<b>きらきらカーワックス</b>です。<b>きらきらカーワックス</b>は、サッと磨くだけで、あなたの愛車がピカピカになり、それ以降、水洗い洗車だけで、それが 6ヶ月も持続します。一度使ったら、あなたはもう<b>きらきらカーワックス</b>を手放せません!</p>
b要素のマークアップ例のサンプル
当社が長年かけて研究し改良を重ねた自信作がきらきらカーワックスです。きらきらカーワックスは、サッと磨くだけで、あなたの愛車がピカピカになり、それ以降、水洗い洗車だけで、それが 6ヶ月も持続します。一度使ったら、あなたはもうきらきらカーワックスを手放せません!
全てのブラウザで b要素のデフォルト・スタイルは太字になっています。しかし、HTML5では、セマンティクスとして太字を表すわけではありません。そのため、必ずしも、太字で表せなければいけないわけではありません。スタイルシートを使って、日本語の文書として自然な形でレンダリングされるよう心がけましょう。例えば、太字ではなく、色を変えたり、テキストの前後をダブルクォーテーションや鉤括弧で囲むのも良いでしょう。
b要素の利用において、特に、i要素、strong要素、em要素、mark要素との区別が大事です。b要素を含め、これらの要素は、いずれも、他の文章と何かしら区別したい場合に使うという点においては、同じです。しかし、b要素を除くこれらの要素は、それぞれ用途が特定されています。b要素を使う際には、まず他にふさわしい要素がないのかを考えてください。いずれもふさわしくないと判断した場合に、b要素を使います。つまり、b要素は、他の文章と区別したい場合における、最後の手段なのです。
b {
font-weight: bold;
}