HTML

The thead element in HTML defines the header section of a table.

thead 要素

 thead要素は、HTMLのテーブルで表の見出し部分を定義するために使用されます。通常、thead要素は table要素の直下に配置され、tr要素を含みます。tr要素内には、各列の見出しセルを表す th要素が配置されます。

 以下に具体的なサンプルコードを示します。

HTML

<table>
	<thead>
		<tr>
			<th>列1の見出し</th>
			<th>列2の見出し</th>
			<th>列3の見出し</th>
		</tr>
	</thead>
	<tbody>
		<tr>
			<td>データ1</td>
			<td>データ2</td>
			<td>データ3</td>
		</tr>
		<tr>
			<td>データ4</td>
			<td>データ5</td>
			<td>データ6</td>
		</tr>
	</tbody>
</table>
列1の見出し 列2の見出し 列3の見出し
データ1 データ2 データ3
データ4 データ5 データ6

 上記のコードでは、table要素内に thead要素が配置されています。thead要素内の tr要素には、各列の見出しセルを表す th要素が含まれています。

 th要素は、通常のデータセル(<td>)とは異なり、太字のテキストがデフォルトで表示されます。また、スクリーンリーダーなどの支援技術によって、見出しセルであることが適切に伝えられます。th要素の内容は、通常、列のヘッダー名や説明を記述するために使用されます。

 tbody要素は、テーブルの本体部分を定義するために使用されます。tbody要素内には、テーブル内のデータ行を表す tr要素が配置されます。データ行の各セルは td要素で表されます。

 thead要素を使用することで、テーブルの見出し部分を明確に示すことができます。これにより、テーブルの構造がより分かりやすくなります。

thead 要素の概要

Category 「カテゴリー」
なし
Content model 「コンテンツ・モデル」
0個以上の tr要素
利用可能な場所
table要素の子として、1つだけ入れることができます。ただし、caption要素、colgroup要素より後ろで、tbody要素、tfoot要素、tr要素より前でなければいけません。
開始タグ
必須
終了タグ
tbody要素 tfoot要素が直後に来るなら省略することが可能です。
要素固有の属性
なし
標準的なスタイル
thead {
	display: table-header-group;
	vertical-align: middle;
	border-color: inherit;
}