JavaScript

Turns text data from the server into real JavaScript data you can use, like objects or arrays.

.json()

サーバーから受け取った文字のデータを、JavaScriptがそのまま扱える形(オブジェクトや配列など)に変えてくれる関数。

.json() とは?

JavaScriptの .json() は、文字のかたまり(テキスト)を「使えるデータ」に変えるための関数です。

よくWebサイトがサーバーから情報をもらうとき、その情報は「JSON(ジェイソン)」という特別な形の文字列で送られてきます。

でもそのままでは「ただの文字列」で、プログラムでは使いにくい。

そこで .json() を使うと、その文字列を自動で「JavaScriptが理解できるデータ」に変えてくれます。

たとえば、サーバーからもらったデータをすぐにオブジェクトや配列として扱えるようになります。

よく使う場面

いちばん多いのは、fetch() でデータを取ってくるとき。

fetch() はWebサーバーからレスポンス(返事)をもらいますが、その返事は最初、文字のかたまり(テキスト)なんです。

そこで .json() を使って「テキスト → JSONデータ」に変換します。

こう書けばOK

JavaScript

fetch("data.json")
    .then(response => response.json()) // ← ここでテキストをJSONに変換
    .then(data => {
        console.log(data); // ここでオブジェクトとして使える
    })
    .catch(error => {
        console.error("エラー:", error);
    });

上の例では、サーバーから data.json というファイルを取ってきて、それを .json() で「JavaScriptが理解できる形」に変えています。

もし .json() をつけなかったら、data はただの文字列のままになります。

ちょっとしたコツ

.json() は Promise(約束) を返します。

つまり .then() をつけて「変換が終わったら次の処理」を書くのが基本です。

JSONは「JavaScript Object Notation」の略で、{}[] を使ってデータを表すルールのことです。

.json() は、受け取ったデータをJavaScriptが使える形にしてくれる変換機能です。