A box that holds the answer sent back from the server.
サーバーから返ってくる「答え」を受け取って中身を取り出すための“データの箱”のような役割。
response は、「サーバーから返ってきた答え(応答)」を扱うためのオブジェクトです。
たとえば Web ページがサーバーに「データをください」とお願いしたとき、サーバーが返してくる結果をまとめて持っているのが response です。
もっとやさしく言うと、「fetch(フェッチ)」で何かを取りに行ったときに、サーバーが「はい、これが結果だよ」と返してくれる“データの箱”です。
主に fetch() でデータを取得したあとに使います。
APIから情報をもらったり、ファイルを読み込んだりしたときに、response の中からデータを取り出して使います。
こう書けばOKです
JavaScript
fetch("data.json")
.then(response => response.json()) // サーバーの答えをJSON形式で取り出す
.then(data => {
console.log(data); // 中身を確認
})
.catch(error => {
console.error("読み込みに失敗しました:", error);
});
この流れは次のようになります。
fetch("data.json") でサーバーにデータを取りに行くresponse.json() で中身をJSON形式に変換response.text()response.json()response.okresponse.statusつまり、response は「サーバーからの返事を開いて中身を確認するための入り口」なのです。
基本的には fetch() と一緒に使いますが、Service Worker(サービスワーカー) のような特別な環境では、自分で Response オブジェクトを作ることもできます。
たとえば、オフライン時に「代わりの返事」を自分で返す場合などです。
JavaScript
const myResponse = new Response("Hello offline!", {
headers: { "Content-Type": "text/plain" }
});
これはサーバーの返事ではなく、「自分で作った Response オブジェクト」を返す例です。
PWA(プログレッシブウェブアプリ)やキャッシュ機能などで使われます。
fetch() の返事として使う