HTML
The HTML property attribute is mainly used by RDFa (and Open Graph meta tags) to name what a value represents, such as og:title or schema predicates.
property
property は、主に RDFa(および OGP の <meta>)で「この値は何の情報か」を示すための属性です。
画面の見た目は変わらず、検索エンジンやSNSのクローラなど“機械が読む情報”を足します。
このページでできるようになること
<meta property="og:*">(OGP)の最短セットを迷わず書ける
property が「HTMLの一般的な属性」ではなく、RDFa 文書で意味を持つことを説明できる
name と property を混同せず、用途で分けられる
- 本文に RDFa Lite を埋め込む最小例をコピペで作れる
- 試験対策:未知の属性/RDFa/OGPでの正誤判定に迷わない
まずは直感:property って何?
ざっくり言うと property は「この値は 何の タイトル?画像?説明?」を名札で指定するための属性です。
- OGP:SNSシェア用の
og:title / og:description / og:image などに使う
- RDFa:本文中の単語や値に “これは何の情報か” を付ける(機械可読データ)
正確な定義(仕様に沿った説明)
何のために存在するか
property は RDFa の属性の1つで、「この要素の値は、どの“性質(predicate)”として扱うか」を示します。
HTML単体の“標準のグローバル属性”としては一般的ではなく、HTML+RDFa として運用する前提で意味を持ちます。
何に適用されるか(対象)
RDFa では多くの要素に property を付けられます。OGP では慣例として <meta> に property="og:*" を付けます。
できること / できないこと(重要)
- できること
-
- SNSカード(OGP)の “タイトル/説明/画像/URL” などを指定できる
- 本文中の値に「これは記事タイトル」「これは著者名」などの意味を付けられる(RDFa)
- できないこと
-
- 表示(見た目)を変えること
- SEOの順位を直接上げること(ただし共有カードや機械可読性の改善にはつながる)
property だけで語彙(何の名前空間か)を確定させること(必要なら prefix/vocab をセットで考える)
最小デモ:OGP(SNSのカードを作る)
一番よく使うのが <head> に置く OGP です。実務では次のセットが“最短の型”になりやすいです。
<!-- OGP: 最短セット(例) -->
<meta property="og:title" content="記事タイトル">
<meta property="og:description" content="記事の短い説明">
<meta property="og:url" content="https://example.com/articles/1">
<meta property="og:image" content="https://example.com/images/ogp.png">
property の値(例:og:title)が「これはタイトル」という名札で、content が実際の中身です。
最小デモ:RDFa Lite を本文に埋め込む
RDFa Lite では、vocab や typeof と一緒に property を使って、本文の値に意味を付けます。
サンプル記事タイトル
著者:Yuki
公開日:
<article vocab="https://schema.org/" typeof="Article">
<h1 property="headline">サンプル記事タイトル</h1>
<p>著者:<span property="author">Yuki</span></p>
<p>公開日:<time property="datePublished" datetime="2026-02-21">2026-02-21</time></p>
</article>
見た目は普通のHTMLですが、クローラやツールは「headline / author / datePublished」という“意味”を拾えます。
name / property / itemprop の違い(混同しやすい)
name
<meta name="description"> など、一般的なメタ情報のキーに使います。
property
- RDFa(および OGP)で“性質名”を指定します。OGP は
og:* を慣例的に property に入れます。
itemprop
- Microdata(HTMLの別方式の構造化)の“プロパティ名”です。RDFa の
property とは別物です。
実務で起きがちな事故と回避策
OGPが効かない(プレビューが変わらない)
- まず
property="og:title" のように property になっているかを確認(name ではない)
og:url や og:image の URL が 404 / リダイレクト過多 / ブロック になっていないか確認
- SNS側にキャッシュがあるので、デバッガ(プレビュー確認ツール)で更新する
バリデータで warning が出る
HTML単体としては property が“見慣れない属性”扱いになることがあります。OGPは実務で広く使われますが、運用ルールとして「OGPは許可」と決めておくとレビューが安定します。
試験対策:ひっかけポイント(短く)
property は HTML の標準のグローバル属性である → △(HTML+RDFaとして扱うと意味を持つが、通常のHTML仕様の文脈では一般的なグローバル属性ではない)
<meta> のキーは常に name を使う → ×(OGP は property が一般的)
property を書くと表示が変わる → ×(見た目は変わらない)
関連属性・関連仕様
content
<meta> の中身を入れる属性。OGPでは property とセット。
prefix / vocab
- RDFaで語彙(名前空間)を指定するために使います。
typeof
- RDFaで「この要素が何の種類か」を指定します(例:
Article)。