HTML

HTML character encoding refers to the method of converting text within an HTML document into a format that can be easily processed by a computer. Specifically, it refers to encoding text into a byte sequence that can be understood by a computer.

文字エンコーディング

 文字エンコーディングとは、HTML文書内のテキストをコンピュータが扱いやすい形式に変換するための方法です。具体的には、テキストをコンピュータが理解できるバイト列にエンコードすることを指します。

 HTMLでは、通常、テキストを Unicodeという文字コード規格に基づいてエンコードします。Unicodeは、世界中のほとんどの言語の文字や記号をカバーしているため、多言語対応の Webページ作成に適しています。

 HTMLで使用される文字エンコーディング方式にはいくつかの種類がありますが、現在最も一般的に使用されているのは UTF-8 です。UTF-8は、Unicodeを可変長エンコーディングでエンコードする方式であり、1バイトから最大で4バイトまでの可変長でエンコードすることができます。つまり、英語や数字などの一般的な文字は1バイトでエンコードされ、漢字などの多くの言語で使用される文字は2〜3バイトでエンコードされます。また、UTF-8は、ASCIIと互換性があり、ASCII文字は1バイトでエンコードされるため、古い Webページとの互換性が高いという利点もあります。

 HTML文書内で文字エンコーディング方式を指定する方法は、通常、head要素内にある metaタグを使用します。以下は、UTF-8でエンコードされた HTML文書の例です。


<!DOCTYPE html>
<html>
	<head>
		<meta charset="utf-8">
		<title>HTML文字エンコーディング</title>
	</head>
	<body>
		<p>こんにちは、世界!</p>
	</body>
</html>

 上記の例では、metaタグで charset属性を使用して UTF-8でエンコードされたことを指定しています。このように指定することで、Webブラウザは正しい文字エンコーディングを認識し、テキストを正しく表示することができます。

 文字エンコーディングが正しく指定されていない場合、ブラウザは文字化けしたり、正しい文字が表示されなかったりすることがあります。そのため、HTML文書を作成する際には、適切な文字エンコーディングを指定することが非常に重要です。