HTML

The HTML html element is the root element of a webpage, and is the parent element that encloses all other elements.

html 要素

 html要素は、HTMLドキュメントのルート要素であり、他の全ての HTML要素が含まれるコンテナー要素です。

 html要素は、HTML文書を表す要素のうち、最上位の要素であり、全ての HTML要素がこの要素の中に含まれます。html要素には、以下の属性があります。

lang属性
ISO 639-1の2文字の言語コードを使用して、文書の言語を指定することができます。例えば、lang="ja"とすることで、日本語を指定することができます。
dir属性
ltr、rtl、autoのいずれかを使用して、テキストの方向を指定することができます。例えば、アラビア語の場合にはdir="rtl"を指定することで、テキストの方向を右から左に設定することができます。
xmlns属性
XHTMLを使用する場合に、XML名前空間を指定する属性です。http://www.w3.org/1999/xhtml を指定します。
class属性
要素にクラスを割り当てます。クラスは、CSSスタイルシートで使用されます。
id属性
要素に一意のIDを割り当てます。IDは、JavaScriptなどで使用されます。

 html要素は、HTMLドキュメントのルート要素であるため、HTMLドキュメントの構造を定義する上で非常に重要な要素です。この要素の中には、通常、以下の要素が含まれます。

head要素
文書のメタデータを含む要素です。たとえば、title要素やmeta要素が含まれます。
body要素
文書の本文を含む要素です。たとえば、h1要素やp要素が含まれます。

 html要素には、lang属性を指定することが推奨されています。これは、検索エンジンが文書の言語を正しく識別し、適切な検索結果を表示するために重要です。また、dir属性を指定することで、文書のテキストが左右どちらから書かれるかを指定することができます。これは、アラビア語やヘブライ語など、左から右ではなく右から左に書かれる言語の場合に必要です。

 html要素には、manifest属性を指定することができます。これは、オフラインで使用するために、アプリケーションのキャッシュマニフェストを指定するために使用されます。

 html要素は、ドキュメントの基本的な構造を定義するために使用される要素であり、ほとんどの HTML文書に必要な要素です。html要素は、必ず開始タグと終了タグで囲まれる必要があります。

HTML

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
	<head>
		<meta charset="UTF-8">
		<title>HTMLの例</title>
	</head>
	<body>
		<h1>Hello, World!</h1>
		<p>This is an example of HTML document.</p>
	</body>
</html>

 上記の例では、html要素の開始タグが <!DOCTYPE html> で始まり、その後に html要素の開始タグが続きます。lang属性は、日本語を指定しています。head要素には、title要素と meta要素が含まれています。body要素には、h1要素と p要素が含まれています。

 また、html要素には、XML名前空間を定義することができます。これは、XHTMLを使用する場合に必要な機能であり、以下のように指定されます。

HTML

<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
	<!-- XHTML document here -->
</html>

 上記の例では、xmlns属性に http://www.w3.org/1999/xhtml を指定することで、XML名前空間を定義しています。これにより、XHTMLの構文が使用できるようになります。

 html要素は、HTMLドキュメントの基本的な構造を定義するための要素であり、必ずドキュメントの先頭に配置する必要があります。また、lang属性や dir属性を指定することで、文書の言語やテキストの方向を指定することができます。さらに、XHTMLを使用する場合には、XML名前空間を定義することが必要です。

html要素の概要

カテゴリー
なし
コンテンツ・モデル
最初に head要素を、その次に body要素を入れます。
利用可能な場所
ドキュメントのルート要素として利用
開始タグ
html要素の最初がコメントでなければ省略可能
終了タグ
html要素の直後にコメントがなければ省略可能
要素固有の属性
manifest
ドキュメントのアプリケーション・キャッシュ・マニフェストのアドレス。この属性は、ドキュメントがロードされる早い段階で適用されます。そのため、JavaScriptからこの属性の値を操作しても、何も効果はありません。
標準的なスタイル

CSS

html {
	display: block;
}