ITパスポート 問題と解説

技術戦略の策定や技術開発の推進といった技術経営に直接の責任をもつ役職はどれか。

ア CEO

イ CFO

ウ COO

エ CTO


正解の解説

CTO(Chief Technology Officer)は企業において、主に技術戦略の策定や研究開発(R&D)の推進を統括する役職です。技術的観点からの経営戦略の立案や、製品・サービスの開発方針の決定、技術的競争力の強化などを行います。したがって「技術経営に直接の責任をもつ役職」としてもっとも適切なのがCTOです。

正解:エ


不正解の選択肢について

ア CEO(Chief Executive Officer)

CEOは企業全体の最終的な経営責任を負う立場にあります。確かに事業運営全般を統括する重要な役割ですが、技術開発や技術戦略といった特定の領域にフォーカスするのではなく、すべての領域を含めた経営・意思決定を行うのが主な責務です。そのため、技術面に特化した直接の責任を担う役職とはいえません。

イ CFO(Chief Financial Officer)

CFOは企業の財務戦略の策定や資金調達、資金運用などに責任を持つ役職です。事業資金の管理・投資戦略など、いわゆる「お金の動き」や「資金繰り」の面で経営を支えるのが主な役割であり、技術領域の主導・管理とは異なります。

ウ COO(Chief Operating Officer)

COOはCEOの下で企業の事業運営を実行面で統括し、日々のオペレーションを効率的に遂行する責任を負います。生産や販売・顧客サポートなど、事業運営に関わる領域を幅広く管理する役割ですが、技術そのものの戦略や開発を直接担当するポジションとは限りません。