HTML

HyperText Markup Language s element.

s 要素

 s要素は、すでに正確ではなくなった、すでに関係なくなった内容を表す際に使用します。

 s要素は、文書の編集を表す際に使用するのは適切ではないとされています。 削除されたテキスト箇所を表す場合には、s要素ではなく del要素を使用してください。

HTML5へのバージョンアップによる変更点

 s要素は、HTML4.01では「テキストに打ち消し線を引く要素」として定義されていました。HTML5では「すでに正確ではなくなった・関係なくなった内容を表す要素」とされ、 単なるスタイリング要素から意味のある要素に変更されています。

 以下の使用例は、商品に新しい特別価格が付けられたという内容です。 通常価格の部分を <s>~</s> で囲んでいますが、 このマークアップは“通常価格がすでに関係無くなっている”という意味を表しています。

使用例


<p>缶コーヒーがお買い得!</p>
<p><s>通常価格: 1本100円</s></p>
<p><strong>特別価格:1本59円!!</strong></p>

缶コーヒーがお買い得!

通常価格: 1本100円

特別価格:1本59円!!