The HTML <ul> tag defines an unordered (bulleted) list.
Use the <ul> tag together with the <li> tag to create unordered lists.
Tip: For ordered lists, use the <ol> tag.
ul要素は「unordered list(順序がないリスト)」の略で、その名の通り順序がない箇条書きのリストを表示する際に使用します。一般的に、ドット、円形、四角形などの行頭記号を伴い、リストの左側がインデントされて描画されます。リスト項目は、li要素で指定します。
ul要素で作成されるのは順序のないリストなので、リスト項目の順序を変えても文書の意味が変わらないようなリストに使います。順序がある番号付きのリストを作成する際には ol要素を使用してください。
HTML4.01では、ul要素には type属性が用意されており、リストの先頭記号(リストマーカー)の種類として、 黒丸(disc)・白丸(circle)・黒い四角(square)を指定することができました。
HTML5では、ul要素の type属性は廃止されています。リストマーカーのスタイルを指定する際には、CSSの list-style-typeプロパティを使用してください。
ul {
display: block;
margin-top: 1em;
margin-bottom: 1em;
padding-left: 40px;
list-style-type: disc;
}
ul 要素の使用例
<p>私は次の言語を学んでいます。</p>
<ul>
<li>HTML</li>
<li>CSS</li>
<li>JavaScript</li>
<li>PHP</li>
</ul>
私は次の言語を学んでいます。
このサンプルは、コンテンツの意味として項目の順序は関係ありません。もし項目の順序を入れ替えたとしても、コンテンツとしては意味があります。
しかし、次のサンプルは ul要素より ol要素の方が適しています。
ol 要素の使用例
<p>次の順に学ぶことを推奨します。</p>
<ol>
<li>HTML</li>
<li>CSS</li>
<li>JavaScript</li>
<li>PHP</li>
</ol>
次の順に学ぶことを推奨します。
これは、学ぶ順序を言いたいわけですから、項目の順序を入れ替えてしまうと、コンテンツの意味が変わってしまいます。この場合は、ol要素の方が適切なようです。
上記の例を入れ子にした場合
<ul>
<li>HTML
<ul>
<li>CSS
<ul>
<li>JavaScript
<ul>
<li>PHP</li>
</ul>
</li>
</ul>
</li>
</ul>
</li>
</ul>
CSSの list-style-typeプロパティが要素に適用されていない場合は、ブラウザが行頭記号の種類を、リストの入れ子階層に応じて選択します。
ul要素と ol要素は、必要なだけ深く入れ子にすることができます。また、入れ子になっているリストの中で、ul要素と ol要素が混在することに制限はありませんが、ol要素は順序に意味がある場合にしか使えませんのでご注意ください。リストの項目を入れ替えてみて意味が変わるようであれば ol要素を使い、そうでない場合は ul要素を使うようにしましょう。
ul要素と ol要素の入れ子例
<ul>
<li>HTML</li>
<li>CSS
<ol>
<li>border</li>
<li>background</li>
<li>color</li>
</ol>
</li>
<li>JavaScript</li>
<li>PHP</li>
</ul>
Sample
HTML source
<ul>
<li>HTML</li>
<li>CSS</li>
<li>JavaScript</li>
<li>PHP</li>
</ul>
CSS source
ul {
list-style-type: square;
}
Sample
HTML source
<ul>
<li class="c1">disc - 塗りつぶされた丸にします。</li>
<li class="c2">circle - 塗りつぶされない丸にします。</li>
<li class="c3">square - 黒い四角にします。</li>
<li class="c4">none - リストマーカーを表示しません。</li>
</ul>
CSS source
.c1 {
list-style-type: disc;
}
.c2 {
list-style-type: circle;
}
.c3 {
list-style-type: square;
}
.c4 {
list-style-type: none;
}
まずは箇条書きのボックス(ul要素)を線で囲ってみます。
私は次の言語を学んでいます。
HTML source
<p>私は次の言語を学んでいます。</p>
<ul>
<li>HTML</li>
<li>CSS</li>
<li>JavaScript</li>
<li>PHP</li>
</ul>
CSS source
ul {
border: 3px #00bb00 dashed;
}
CSSの borderプロパティを使い、3px の太さの カラーコード #00bb00 の色(緑系)の破線(dashed)を設定してみました。
次に 箇条書きのボックス(ul要素)の背景の色を設定してみます。
私は次の言語を学んでいます。
HTML source
<p>私は次の言語を学んでいます。</p>
<ul>
<li>HTML</li>
<li>CSS</li>
<li>JavaScript</li>
<li>PHP</li>
</ul>
CSS source
ul {
border: 3px #00bb00 dashed;
background: #bbccbb;
}
CSSの backgroundプロパティにカラーコード #bbccbb を設定してみました。
次は 箇条書きのボックス(ul要素)の中にある文字色だけを設定してみます。
私は次の言語を学んでいます。
HTML source
<p>私は次の言語を学んでいます。</p>
<ul>
<li>HTML</li>
<li>CSS</li>
<li>JavaScript</li>
<li>PHP</li>
</ul>
CSS source
ul {
border: 3px #00bb00 dashed;
background: #bbccbb;
color: #559900;
}
CSSの colorプロパティを使って文字色をカラーコード #559900 に変更していますが、ul要素に対して colorプロパティを設定していますので、p要素の文字色は変わっていません。
行頭記号を Font Awesomeのアイコン( book)を使って表示してみました。
私は次の言語を学んでいます。
HTML source
<head>
<link rel="stylesheet" href="https://use.fontawesome.com/releases/v5.6.3/css/all.css">
</head>
<body>
<p>私は次の言語を学んでいます。</p>
<ul class="fa-ul">
<li><span class="fa-li"><i class="fas fa-book"></i></span>HTML</li>
<li><span class="fa-li"><i class="fas fa-book"></i></span>CSS</li>
<li><span class="fa-li"><i class="fas fa-book"></i></span>JavaScript</li>
<li><span class="fa-li"><i class="fas fa-book"></i></span>PHP</li>
</ul>
</body>
Font Awesomeを利用する際の準備として、ここでは CSSの CDNを利用しています。
Font Awesome 5 for CSS
<link rel="stylesheet" href="https://use.fontawesome.com/releases/v5.6.3/css/all.css">
Font Awesomeをリストで用いるには、ul要素に fa-ulクラスを加え、アイコンを fa-liクラスの span要素で囲います。