HyperText Markup Language fieldset element.
fieldset要素は、フォームの入力項目をグループ化するために使います。グループ化を行うことにより、グループの間を tabキーで簡単に移動することが可能になります。
この要素の最初に legend要素を入れ、そのグループ化されたフォームにタイトルを付けることができます。
fieldset 要素のマークアップ例
<form action="example.cgi" method="post">
<fieldset>
<legend>お住まい</legend>
<p><label>郵便番号:<input type="text" name="zip" /></label></p>
<p>
<label>都道府県:
<select name="pref">
<option value="13">東京都</option>
</select>
</label>
</p>
</fieldset>
<fieldset>
<legend>連絡先</legend>
<p><label>電話番号:<input type="tel" name="tel" /></label></p>
<p><label>Eメール:<input type="email" name="mail" /></label></p>
</fieldset>
</form>
fieldset要素のマークアップ例のサンプル
fieldset {
margin-left: 2px;
margin-right: 2px;
border: groove 2px ThreeDFace;
padding: 0.35em 0.625em 0.75em;
}
disabled属性は論理属性で、このコンテンツ属性を指定すると、fieldset要素の中にあるフォーム・コントロールをすべて無効にします。
disabled属性のマークアップ例
<form action="example.cgi" method="post">
<fieldset>
<legend>お住まい</legend>
<p><label>郵便番号:<input type="text" name="zip" /></label></p>
<p>
<label>都道府県:
<select name="pref">
<option value="13">東京都</option>
</select>
</label>
</p>
</fieldset>
<fieldset disabled="disabled">
<legend>連絡先</legend>
<p><label>電話番号:<input type="tel" name="tel" /></label></p>
<p><label>Eメール:<input type="email" name="mail" /></label></p>
</fieldset>
</form>
disabled属性のマークアップ例のサンプル
form属性は、fieldset要素が表すフォーム・コントロールのグループを、指定の form要素と結び付けるために使います。この属性には、結び付けたい form要素の id属性の値を指定します。
この属性は、HTML5で新たに導入されました。本来、フォーム・コントロールは、form要素の中に入れて使うものでしたが、この属性が規定されたことにより、その制約がなくなりました。
form属性のマークアップ例
<fieldset form="frm">
<legend>連絡先</legend>
<p><label>電話番号:<input type="tel" name="tel" /></label></p>
<p><label>Eメール:<input type="email" name="mail" /></label></p>
</fieldset>
<form method="get" action="#" id="frm">
<input type="submit" value="送信" />
</form>
form属性のマークアップ例のサンプル
この例では、fieldset要素が form要素の外にマークアップされています。そして、fieldset要素に form属性がセットされています。この form属性には、form要素の id属性の値がセットされています。これによって、fieldset要素の中にあるフォーム・コントロールは、form要素に関連付けられ、送信ボタンを押した時には、fieldset要素の中にあるフォーム・コントロールの値も送信されます。
name 属性には、fieldset要素が表すフォーム・コントロールのグループの名前を指定します。このコンテンツ属性を指定する場合は、空文字列を指定してはいけません。