HTML

HyperText Markup Language footer element.

footer 要素

 footer要素は、ページまたはセクションのフッター領域を定義します。主に、そのセクションの著者情報や、関連ページへのリンク、著作権表記に使います。

 footer要素はページの中で、何回使っても構いません。ただし、使う場所によって意味が変わってきます。body要素の直下で footer要素を使えば、ページ・フッターを表すことになります。また、ブログ記事など article要素の直下で footer要素を使えば、該当のブログ記事に関するフッター情報となります。それぞれの意味に適した場所で footer要素を使うようにしてください。

footer 要素の概要

カテゴリー
フロー・コンテンツ
コンテンツ・モデル
フロー・コンテンツ。
ただし、この要素の子孫に header要素と footer要素を入れてはいけません。
利用可能な場所
フロー・コンテンツが期待される場所。
開始タグ
必須
終了タグ
必須
要素固有のコンテンツ属性
なし
標準的なスタイル

footer {
	display: block;
}

ページ・フッター

 ページ・フッターには、サイトナビゲーションや著作権表記などを入れる事が多いでしょう。このような場合は、次のようにマークアップする事ができます。

ページ・フッターのマークアップ例


<body>
	 :
	 :
	 :
<footer>
	<ul>
		<li><a href="" title="Home Page">Home Page</a></li>
		<li><a href="http://jbbs.livedoor.jp/shop/2263/">Bulletin Board System</a></li>
		<li><a href="links.html">Links</a></li>
		<li><a href="sitemap.html">Site Map</a></li>
	</ul>
	<p id="copyright">&copy; Waste Of Time 2004-2011.</p>
</footer>
</body>

セクション・フッター

 この例では、ブログ記事の一覧ページで、各記事ごとに footer要素を使って、該当記事の補足情報をマークアップしています。

セクション・フッターのマークアップ例


<article>
	<header>
		<h2><a href="foo.html">Canvasのアクセシビリティ</a></h2>
	</header>

	<p>先日の HTML5 3Days で「Canvas チュートリアル」を講演し...</p>
	<div>
		<p><a href="foo.html">続きを読む</a></p>
	</div>

	<footer>
		<p><time datetime="2009-10-05T01:25:03+09:00">2009年10月5日</time> by YOU</p>
		<p>カテゴリー : <a href="category/canvas/">Canvas</a> | 
		<a href="foo.html#comments">1件のコメント &#187;</a></p>
	</footer>
</article>

<article>
	<header>
		<h2><a href="bar.html">HTML5 3Days Tech Talk</a></h2>
	</header>

	<p>HTML5 3Days が終わりました。お越し頂いたみなさん、本当...</p>
	<div>
		<p><a href="bar.html">続きを読む</a></p>
	</div>

	<footer>
		<p><time datetime="2009-10-04T00:48:43+09:00">2009年10月4日</time> by YOU</p>
		<p>カテゴリー : <a href="category/infomation/">お知らせ</a> | 
		<a href="bar.html/#respond">コメントはまだありません &#187;</a></p>
	</footer>
</article>

footer 要素の配置場所

 通常、footer要素はページやセクションの最後に使う事が多いのですが、必ずしも最後で使わなければいけないわけではありません。該当のページやセクションの途中で footer要素を使っても構いません。

 例えば、ブログ記事のフッター情報は記事コンテンツの後に来る事が多いと言えますが、さらにその後ろに、コメントの一覧をマークアップする事が可能です。

ブログ記事の footer要素の利用例


<article>
	<header>
		<!-- 記事ヘッダー情報 -->
	</header>

	<p>記事本文</p>
	 :
	 :
	 :

	<footer>
		<!-- 記事補足情報 -->
	</footer>

	<section>
		<h2>コメント</h2>
		<article>...</article>
		 :
		 :
		 :
	</section>
</article>